都立高校の倍率は受験者にとって重要なデータ

進学したい都立高校のデータを集める際、過去の倍率を見ることは非常に重要です。その割合によっては、志望校を変更することも視野に入れなければなりません。これは基本的な戦略であり、変えたからといって優柔不断と思わなくても大丈夫です。校風に憧れているなど、特定の学校しか考えられないというケースもあるでしょう。

その場合は無理やり変更しなくても構いません。ここで挙げているのは、あくまでも偏差値をベースに志望校を決定する人の話です。偏差値が高くても倍率の低い都立高校の方が入学しやすい場合もあります。反対に、偏差値の観点でランクを落としたのに、人気が集中したせいで不合格になるパターンも多いです。

つまり、都立高校を受ける人は、倍率と偏差値の両方に意識を向けなければなりません。そのうえで十分な受験勉強を行うこともポイントです。まず苦手科目を克服することから始めましょう。いくら他の科目で点数を稼いでも、足を引っ張る科目があるとボーダーに届かない可能性があります。

弱点をなくす時期が早いほど、本番の得点を上乗せしやすくなります。また、本番を想定したシミュレーションを行うことも必須です。当日と同じ服装で、試験時間のタイマーをセットしてから過去問題を解きます。これを繰り返しておけば、本番でも緊張することなく、普段の実力を発揮できるでしょう。

できるだけ多くの過去問題に触れることも欠かせません。そうすると自然と出題の傾向も分かるようになります。